終活を行ううえで、エンディングノートは必要不可欠なものと思って準備し、終活を行っている方も少なくないと思います。

これからエンディングノートを準備し、終活を行おうと思っている人の中には、実際のところ、エンディングノートにはどんなことを書くものなの?と心配になっている人もいるのではないでしょうか。

エンディングノートに書く内容は、特に決められていることはありません。自分の思いのままを書き綴っていけば良いのですが、そうは言ってもただ漠然と書くのも書きづらいという方は、以下のようなことを思い巡らせ、書き綴ってみてはどうでしょう。

まず、自分自身のことについて書いてみましょう。これまでどんな思いで過ごしてきたのか、エンディングノートを書くにあたって家族や友人・恋人などに伝えたいことなどを思い書いてみると筆が進むと思います。

自分の思いや、自分の周囲の人たちへの思い、伝えたいことを書いたら、次にご自身が最期を向ける時の延命治療に関すること、葬儀のこと、お墓のことなど、希望があれば自由に書き綴ってみてください。

さらに、自分の資産について、形見としてもらってもらいたい思いなども書いてみてはどうでしょう。

エンディングノートは、遺言として法的な効力は残念ながらありません。あくまでの本人の思いとして遺族が受け止める程度のものとなってしまいます。それでも、自分が何を思い生きて、最期を迎えるのかを伝えたいという時に記すのには最適です。

自分の資産について、自分が希望する通りに遺産を分配して欲しいという場合は、エンディングノートとは別に、遺言書を正式に作成して残しておくことをおすすめします。

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