中古マンションの流通を促すあたらしい制度が相次いで始まります。
管理の状況などを評価して公表したり、長期優良住宅の認定が取りやすくなったりします。

老朽化したマンションで、空き家が増え始めると
修繕積立金を払う人が減り、修繕が滞ったり、さらなる退去者が増えるという
「負の循環」に陥りやすくなってしまいます。
あたらしい制度では、高齢化に伴う「マンション空き家」を未然に防ぐことがねらいとなっています。

これから始まる制度は、次の通りです。

【1、管理計画認定(2022年4月~)】
管理組合の運営や経理、修繕計画を認定します。外部から管理レベルで把握がしやすくなります。

【2、長期優良住宅見直し(2022年2月~】
組合が一棟単位で認定を摂れるなど効率化を促進する制度。
耐震・省エネなど機能面を可視化できるようになります。

【3、修繕積立金用リバースモゲージ(2021年4月~)】
専有部分を担保に、将来の積立金を融資する制度。所有者の死後、長期の空室化等を防ぐ。

こうした制度が、うまく活用され
居住者にとって、適切な管理をすることで、資産価値が高く保たれ
市場でも評価される安心感につながることを願っています。

神戸にある「司法書士アメジスト法務事務所」では
おもに、相続の問題に関する登記のお手続きや裁判関係書類の作成
家族信託(民事信託)をはじめ、LGBTにまつわる諸問題の支援
マンション法務などといったご相談を承っております。

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