少子高齢化の時代、そして人生100年時代と言われる今
資産を守り、確実に継承することが、社会全体にとって重要なテーマとなっています。
相続や資産継承では、高齢化に伴う認知機能の低下や、制度を背景とするトラブル
手続きの放置、長期化といった、さまざまな問題が起こる可能性があります。
それらを解決するためには、まず、相続の現状や、私たち日本人の相続に対する考え方を
正しく把握することが必要になります。
今年3月、全国の40歳以上の男女を対象にした
「相続」に関するウェブアンケート調査では
次のような傾向が強いと、新聞記事に掲載されています。
「財産は、公平に均等に配分したほうが良い」
「不動産は、後継者が相続するのが良い」
「介護をした者には、財産を多く渡したほうが良い」
まとめると、相続で個別の事情を考えることの重要性が見て取れます。
次に、今後相続を受ける立場の人(相続未経験者)が
不安に感じる点についての回答には
・介護、看護の問題
・認知機能低下
・費用負担
・相続手続き
という回答が目立ち、とくに「相続手続き」という回答が多く寄せられています。
最後に、親に準備しておいてほしいことについては
財産処分および配分や、承継についてなど
財産に関する項目が上位に挙がります。
相続経験者・未経験者ともに、遺言やエンディングノートの認知度は
およそ9割と高いですが、準備している人は、きわめて少ないのも現状です。
遺言の利用率は1割に満たない程度です。
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