これまでは生前対策としては遺言書が有力な選択肢ではありましたが、最近では柔軟な生前対策を行うことができるとして、信託を検討される方が増えているといわれています。それでは、信託はどのように利用することができる制度なのでしょうか。

信託は、信託銀行でしか取り扱うことができないとお考えの方もいらっしゃるのですが、実はそうではなく、民事信託(家族信託)という仕組みがあり、一般の人でも問題なく信託の制度を利用することができます。具体的にできることとしましては、かなり高齢の両親の財産について、判断能力がしっかりとしている息子が管理をする。あるいは、相続に頼らずに、二世代先の者に自分の財産を承継させるという方法も考えられます。また、贈与をしたのだけれど、贈与を受けた人が財産をきちんと使用するように、贈与者が贈与財産を管理するということもできます。

生前対策、終活は家族のかたちや当事者の想いによって様々に選択肢があり、一律ではありません。将来への不安でお困りの方々が、将来起こる相続・遺言・信託などの問題に関してスムーズに次のバトンを引き継げる力になることが司法書士アメジスト法務事務所のビジョンです。些細なことでもお気軽にお問い合わせください。

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